裁判所の不動産競売物件・(物件調査・入札・明渡交渉・強制執行などの詳しいお話)・足と汗で掴んだ実践ノウハウです。


専門書には書かれていない、エンドユーザーの為の実践の知識・知恵・気配り、事務手続など、お話しています。

主に初心者の方対象のブログです。
競売以外の気楽なお話、人生模様も少々・・。
                    

2008年11月

競売今昔の雑感




「裁判所の競売」は、色んな見方があります。

破綻を来たした一連の債権債務関係に一応のケリをつける、債権回収作業。

資本主義社会の不動産病院、資源回収、再生システム、産業廃棄物処理・・。

もっともっと、色んな文言があるでしょう。

それぞれの立場から見方もかわるようです。

昔の事をいいますと、顰蹙を買いますが、承知で言います。

競売にかかった個人、法人、ともに、私は「お仕置き」的な臭いを感じていました。

なにか、社会通念上のルール違反をした者に対して、神様がゲンコツポン

例えば、ギャンブル狂い・女狂い・浪費癖・・・

一方に健全な経済活動・人間生活があり、その対極に競売がありました。

今、ルール違反の臭いがしない競売物件が増えています。

勿論、物件購入、使用方法の最終判断は当事者がしています。

これは、今も昔も一緒。

結構まともに働いて、ルール違反もしないで、それで自宅競売。

ルール違反をしたのは勤務先の会社で、そのトバッチリでグシャッ。

ここまで考えて、その先を考えて、ゾッとしてしまいました

ここで、考えるのを止めました。

10分後、今のうちに味わえる焼酎のお湯割りに逃げ込んでいました、ウイッ










今は昔の話・・中高年の女性占有者5

今日の内容は、記憶に不鮮明の部分があり、一部フィクションで補い、構成しました。





前回のブログで、苦手の占有者に、「中高年の女性」と書きました。


今は昔、こんなことが思い出されます。


都心部の一等地地域の一戸建。

私の勤務する会社が、抵当権つき、占有者つきのまま、購入した物件です。

占有移転禁止の仮処分のため、現場にいきました。


居住するのは、前所有者の母親で独り住い。

若いころは、業界でも有名な美人芸者、だったとか。

70歳を過ぎた今でも垢抜けた感じが粋です。

「絵」になる姿です。


到着時間が少し早かったので、前所有者(子息)と室内に入りました。

「今日はなんだい。」

老女の言葉は、まるで喧嘩口調。

タバコを吸いながら、テレビを見ていいます。

「裁判所が来るからね。」


「フン、誰が来たって、貰うものを貰わなくちゃあ、出ていくもんかい。」

全く、動揺しません。

・ ・お前らが何をしたって、私は動かないさ。やれるものならやってみな・・。

座っている老女から、そんな思いがヒシと伝わってきます。

息子の話では、老女(実母)はしっかり溜め込んでいます。



執行官がきました。

占有状況を確認します。

その時、老女は突然変身しました。

タバコはもう手にしていません。

ヨロヨロと立ち上がりました。

歩くのもやっと、という雰囲気で、執行官の前に倒れるように崩れこみました。

涙ながらに訴えます。

「こんな年寄り独りに、よってたかって・・・・。私は身寄りもないし・・・・

「・・・・」部分は、ただただ涙。

肩を震わせ、全身から溢れる虐められモード。

(あれ、身寄りはここにいるし、他にもいる・・。虐められてるのはこっちなのに・・。)

でも、私、心の中で、思わず自分に聞いていました。

「俺、悪いことをしているのかなあ。」

執行官、すっかり老女の味方です。

我々を、善良な老ホームレスをリンチしてふざける悪ガキでも見るように睨んで、

「まあ、お宅らに言っても始まらないけど、社長に良く言っときなさい。」

そして、何かを言われた記憶があります。

執行官が帰りました。

途端に、老女はすっと立ち上がりました。

タバコを銜え、火をつけ、

「どうだい、こんなもんさ。少しは反省するんだよッ。フンッ。」

煙を我々に吹きつけました。

これ、執行官が見たらドッキリカメラ?

1分前までのお涙モードはなし、あごをグイと上げて、我々を睨みつけます。

その怒りモードの眼力(めぢから)の凄さ。

もし、この場に暴走族のアンちゃんが100人いれば、きっと100人とも、俯いたに違いありません。

「・・・・わけは分らないけれど、・・・・とにかく・・・・ゴメンナサイ・・・・。」





クレームに対して5



昨日、クレーム電話がありました。

匿名の中年婦人が、ものすごい剣幕だった、と言います。

電話を受けた女子は震えていました。


私は、ホームページに神奈川県内の競売物件の開札結果を掲載しています。

入札者数と、落札価格です。

マンションは部屋番号、戸建は枝番をカットしています。

関係部署と相談の上、個人情報に抵触しないよう、配慮しています。


ところが、それが個人情報に抵触、と怒り狂っていたそうです。

聞けば、5年前の結果、とのことです。

その婦人、友人から教えられたそうです。


私は、5年前から3年分すぐに削除しました。

匿名で、しかも連絡先も言わないクレームなんか拒否してしまえ、とは、昔の考え。


60歳過ぎた今は違います。


これ、なんだか「天の声」に聞こえたのです。


開札結果を含めた物件情報の掲載作業は、結構つらいのです。

眼がショボショボしだしてからは、特に大変な作業です。

ただ、自分でやるから勉強になります。

しかし、開札結果のアクセスは、せいぜい1年前の分で、あとは殆どゼロ。

「来年からは、中止しようかな。その分の時間で他の内容の充実を更に図れれば、・・」

なんて思考中のクレームです。


これは、今の考えをすすめていいよ、という「天の声」と思えたのです。


最近、こういう事で、思い当たることが時々おきます。

素直に従いますと、良いことが待っています。


60歳前、理不尽には、無理にでも逆らうところがありました。
(勿論、相手によります。強い者には直ぐ巻かれます、特に妻。)

結果・・・、残るのは後悔と経済的マイナス、という状況が多かった・・・。


「年をとると丸くなる。」とは、こんな意味もあるのかな。



私は、凛として、傍らの妻に宣言しました。

「俺は老後を平和に暮したい!だから、お前には逆らわない事にする!!!」

どうだ、妻よ、驚いたか?

「あら、お父さん!お父さん、私に逆らったことなんて今まで一度もないわよ。」

私の存在をかけた死に物狂いの反抗の数々・・・、

妻の眼には、全く記憶に残らない平穏な日常の出来事だったようです





姉妹編HP

最近の競売物件の種別傾向と雑感5




神奈川県での競売物件は、大都市圏では、本当にマンションが増えています。

土地付一戸建の数倍の件数はあるでしょう。

公庫のゆとりローンの返済は、来年から始まるそうです。

またも、マンションの競売件数は増えるでしょう。



「蟻の一穴から・・」ということわざがあります。

不動産の資産としての価値下落はマンションから・・、という事になるのかなあ。

いやいや既にそうなっている・・。

新築マンションは、粗製とは言わないまでも、乱造は間違いありませんから。


大手のマンション業者の経営者は何を考えているのだろう。

需給のバランスはとっくに崩れているのに、何故・・。

供給が増えるほどにその価格・価値の下落は自然の理です。



ある友人に笑われました。

「君は、大会社の社員は優秀、という前提で話しているね。

確かに、入社する時は優秀だよ。

でも、入社したら、自分で考える、という人間の基本を失くしてしまう。

そうしないと組織では生き残れないんだよ。

だから、段々脳が錆付くんだよ。

役員なんかは、その典型、だよ。」

(そういえば、彼も社会人のスタートは超有名な一部上場会社でした。)


彼の子息は、東大出の40歳半ば、一流企業の幹部社員です。

「倅にはいつも言ってるんだ。早く辞めてしまえって。

でも、もう手遅れかなあ。」


彼、本気でそう思っています。


子息は、現役で東大に入りました。

5月祭はどんなものか、夫妻で見にいきました。

この夫妻、ちょっと変わった夫妻のようです。


5月祭で見た、東大生とその父兄・

彼の眼には、半分の人は狂っているように見えました。


大変だ。


この集団にいれば、息子も狂ってしまう・・。

その年の夏休み、彼は子息を外国旅行に叩き出しました。

東大なんか忘れて、とにかく世界を見て来い。


私、大企業はダメなんですね。

彼、ニヤッとしました。

本当は、だから良いんだよ。

もし、大企業の人間が、謙虚に仕事をして成果をだしたら、零細企業の歩く道は細くて歩けないよ。

傲慢の良いところは、その陰で、地道に努力する人間が活きていける道が自然にできてしまうんだよ。


そうかぁ、私にも生きる道は残されてるんだ、良し!


そうだよ、そして不景気は、いつもチャンスなんだよ。

特に、こんどのやつは大きなチャンスだよ。


いつも、思うのです。

彼との会話、凡人にはなかなか・・ねえ。







ランキング参加中です。

人気ブログランキングへ


 ↑  ↑  ↑  ↑

ここにマウスをポン!!

押して貰うと感謝です。
最新記事
いらっしゃいませ!
ご訪問、感謝致します。


このブログは、
初めて競売物件に
興味・関心を持った方が
失敗・損をしないよう、
願いを込めながら、
真剣につくってます。

管理人の、
おせっかいと取越苦労、
そのお話を詰込みました。

競売絡みの感想,
感動したお話、
普通の日記・・等々

誰にも、もっと分りやすく、

を念頭にお話していきます。


ただし、あくまで、
管理人の経験と私見です。
ひとつの参考として、
覘いて下さい。



是非、又お越し下さい。
お待ち致しております。

ありがとうございました。

管理人 千葉 重雄



記事検索
コメント欄での広告お断り。
この欄での、

広告宣伝はお断り致します。

掲載は致しません。

悪しからずご了承下さい。
コメント、ありがとうございます。。
非公開、管理人へのメッセージ
管理人の考え方


chiba30

慎重にして慎重。
細心にして細心。

小心と言う人がいます。
若い頃はちょっと不愉快。

今は、
「小心」大いに結構。

猪突猛進は、大怪我のもと。
下手をしたら、命とり。
競売には「小心」が一番。

この頃、
自分が選んだのではなく、
神様がくれたこの性格に
心から感謝しています。

本当にありがとう!!

http://www.keibai.co.jp



管理人のこと


管理人 千葉 重雄 

トラブル嫌いです。

トラブルどんと来い、
そういう強気の業者さん、
たいてい
いつの間にか
姿を見せなくなってます。

無事故をめざしつつ、
慎重に、慎重に
約40年近く競売業務に従事。
でも、
多少のトラブルを経験しました。
残念ながら!!!

不動産コンサルテイングマスター
(5)第14994号

宅地建物取引士
(東京)第016382号

042-748-1876
e224@nifty.com


全国裁判所情報
とても嬉しいです。

このグロブが、学研の

最新人気ブログランキング200

に取り上げて頂きました。

嬉しいです。
感謝でいっぱいです。

ありがとうございます。


ご協力に感謝・感謝です。
  • ライブドアブログ