今は昔。

強制執行で搬出した家財を、シッカリした保管場所に保管する必要のない頃のお話。

短期賃借権濫用に裁判所も批判的風潮が出始めた頃。

占有屋が短期賃借権を悪用して、6DKの一戸建を占有。
業者数社が影のりで、表面上、A社の名前で落札。

引渡命令に基づき執行。


断行の日。


現場には、落札した会社の社員の他、強制執行で家財を搬出するベテランが数十人。

家財搬出作業は、執行官が現場にいる数時間の間に完了しなければいけないので、相当の熟練者を必要とします。

執行官が現場到着。

さっきから、建物を見ていますが、間違いなく誰かがいます。

インターホンを押すも応答なし。

開錠技術者が、ドアの鍵を開けます。

室内には、いましたよ、占有屋夫婦(?)が・・。

女性が、金切り声で叫びました。

110番してやる〜〜〜〜。

執行官、全く無視。

宣言して、執行です。

台所、各部屋部屋に5〜6人づつ入り、同時に搬出作業開始。

皆、殆ど無言。。。

時折、リーダーの指示の声。

女性の110番通報のあと、占有していた男性が、どこかに長電話です。

その間も、家財はドンドン搬出され、広い庭に積み上げられていきます。

そこに、通報を受けた警察官が自転車で来ました。

そして、・・・。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


通報した女性は、どうだ、という感じで、睨んでいます。

執行官が、事情を説明。

警察官は、

「ご苦労様です。」

挙手して、自転車で帰っていきました。


数時間で、搬出終了。

家財は庭に積み上げられています。。
諦めたのか占有者が、2〜3日の間に引き取ります、と執行官に伝言。。

占有者曰く、

雨が降らなければいいが・・。

すかさず、影のりしている業者の社員が、

天気予報じゃあ、今日は夕方から大雨が降るってよ、早く運ばないと大変だあ。

途端に、皆の笑い声。

あれ、私が聞いた天気予報では、暫く快晴が続く筈でしたが・・。


占有屋は「法の盲点をついて秩序を乱す輩。」と我々は感じてしまいます。

ところが、占有屋は「法を遵守して行動していて何処が悪い。」

あれ、このセリフ、最近聞きましたね。

某テレビ局とIT関連企業の熾烈な買収騒動で。

◎◎◎最後にお願いです。◎◎◎

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