山の手線のある駅から7〜8分のところの一戸建(居宅と事務所併用)。

友人の先輩業者のお客様が落札。

その友人が入院するので、あとの処理をやってくれ。

ところが、物件の敷地の半分が道路計画にかかっていました。

裁判所資料には記載されていませんでした。

(これ、数年前のことですよッ。)

計画決定のみでしたが、やはり、再販の時は、売り難い土地です。

明らかな裁判所の調査ミス。

ところが、先輩業者も私も、そういうミスを追及しよう、と言う発想はありません。

共に、民事執行法制定前から、競売に従事しています。

裁判所作成の資料の頼りなさ、はかなさは身にしみています。

全て自己責任、という悲しいサガです。

(奉行所には逆らえない、と思っています。現実に、黄門様はいませんので。)




債務者の社長は、江戸末期から続いた建築業。

近くの神社の総代もつとめる名士です。

社長:道路計画、知らなかったの?

   この辺の人は皆知ってるよ、計画だけで、実行は難しいけどね。

私:道路計画の部分の再販が上手く行くかどうか心配しています。


社長:フ〜ン、

そして、次にでた言葉は・・・

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


じゃあ、俺が売ってやろうか。


えッ、本当ですか?

それから、敷地を数区画に分け、道路計画にかかる部分を社長に一任。


約10日後、社長に一任した全区画は、近所の人が購入決定。

引渡は、社長の都合にあわせるということで、契約。

取引の場所は、債権者の銀行の応接室でした。


重要事項説明、契約書の説明をしようとしますと、社長が言いました。

簡単でいいよ、みんな知ってるから。

買い手が社長を信頼している雰囲気が伝わってきます。

・・・・・・・

社長:○○ちゃん、ここに名前を書いて。

買手:ここね、・・・・△△ちゃん、朱肉取って。

社長:はいよ。

みんな、幼馴染。

おじいさん、おばあさんの代からのお付き合い。

だれも書類なんか、そっちのけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・

銀行には迷惑をかけてしまったが、それ以外は1円も迷惑をかけてはいないよ。

・・ただ、俺の代で潰してしまったのがなあ。

・・遠くを見ながら、タバコの煙を勢い良く吐き出していました。

・・・・・・・・・・・・・・・・




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