裁判所・不動産競売訴訟 女性の上告を棄却、国の賠償責任が確定−−最高裁 /石川

 金沢地裁の不動産競売で土地を落札した金沢市の女性が、地裁が過大に面積を表記した新聞広告を出したために損害を受けたとして国に賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖(ときやす)裁判長)は11月30日付で、女性側の上告を棄却する決定を出した。国に約400万円の賠償を命じた名古屋高裁金沢支部判決(今年2月)が確定した。

 2審判決によると、女性は02年、新聞広告で面積約580平方メートルと表記された土地を落札したが、実際の面積は約100平方メートルも小さかった。

 女性は支払い済みの入札保証金と慰謝料など総額約890万円の賠償を求めたが、2審は「女性にも正確な面積が記載された書類をほとんど調べなかった過失がある」として、1審より賠償額を約140万円減額した。このため、女性側が判決を不服として上告していた。毎日新聞・・16/12/4【小林直】





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