昨日は、久し振りに競売物件の調査に行って来ました。


ここの処、任意物件の仲介で時間をとられていました。





調査依頼は一戸建。

買受可能価額は、\1000万ちょっと。

所有者居住中。

物件の前にたちますと、シンとしています。

ちょっと留守をしているのと、長期間空家では、空気が違います。

空気が静かで落ち着いています。

温もりが感じられません。

人間の匂いを伝えて来ません。

おかしいなあ。

玄関から敷地に入りました。

普通ならチャイムを押します。

空気の異変で、忘れていました。

家の周りを一めぐり。

電気メーターがありましたが、回っていません。

線が切れています。

表に戻って、チャイムに気付きます。

念のため押します。

当然、反応はありません。

近所を訪問。

在宅した奥さんから情報収集。



「お宅で何人目かなあ、来ましたよ、沢山。」



情報を喋ってくれました。


約8年前、新築で¥4500万位の価格です。

債務者は離婚。

奥さんは、自分の家財のみ搬出。

毎年、暮と夏には仕事先の外国から帰国するご主人が今年は帰りません。

相当数の家財が残置のまま。


「とにかく派手だったわよ。ご近所じゃあ評判。」

「アッ、それ、競売にかかる伝統的パタ−ンのひとつですよ。」

「やっぱり・・・。そうよねえ。」

妙に納得して肯きながら、ニコニコ。


そこに郵便配達員が来ました。

隣家を見て、首をかしげています。


すると奥さん、

「そこは誰もいませんよ。

裁判所に取られたの、先月から。」

「裁判所?」

「そうなの、裁判所よ、サ、イ、バ、ン、ショ。」

声のトーンをあげながら、勝ち誇ったような感じの明るい声です。

(「まだ取られてはいませんよ。」、なんて野暮な事は言いません。)



引渡を受ける方法は、落札できたら、記録閲覧で判断。



訪問した人の大半は、


「物件を買いませんか。」

「借金をしても買ったほうが良いですよ。」


熱心な売り込みセールスをしていきました。


業者が転売するスタイルが減っているのかな。

落札したものの転売できず、抱えて悪戦苦闘している会社を結構聞きます。





会員制について

姉妹編HP