友人の業者が遊びにきました。

奥さんと二人で、賃貸を主力に営業しています。

どうやら稼ぎ時が一段落した模様。

「稼いだ?」

「うん、何とかね。」

その表情は満足げ。

彼のお店は、駅のそば。

駅前には、全国規模の知名度の高い賃貸業者がズラリ、

しのぎをけずっています。

新築物件がドンドン増えている地域です。

彼は、相当数の物件を管理しています。

これ以上は限界、管理できない、という状態。

なんせ、廃業する業者が、管理していた物件を、

彼に頼んできます。


彼は、借り手が借りやすい状況を創っています。

例えば、学生。

2月、3月に契約しても、実際の使用は、4月からです。

家賃の支払いは4月から、と、大家さんを説得。

「大家さんが、嫌って言ったら?」

「そういう大家さんは、うちはお断り。

(2件以上の業者に物件を依頼する)二股をかける大家さんもお断り。」

彼曰く、

業者で、

部屋が空いていて契約した以上、

使わなくても家賃を貰うよ、

一事が万事こんな調子、時代の流れが全く見えないのが居るんだよなあ。



借り手の希望は、兎に角聞いてやるようにしています。

大手業者の営業マンも、お客さんをつれてきます。

彼なら、なんとかしてもらえるだろう、という思いで。

ライバル業者を味方にしています。



新築物件は、家賃設定が一番苦労するとの事。

微妙な差をつけての設定。

他の業者が、新築の賃料設定を間違って、まだ全室空室、というのもあります。

今の時期に埋まらないと、あとは秋口。

下手をしたら、来年まで空きっぱなし。



まず、部屋を埋めることが先決、という発想。

(この考え方、大賛成)

管理物件は、殆ど決まった、といいます。

完全な借手市場で生き残る為の方策を絶えず考えています。

空いている部屋は、2週間に1回は、出向きます。

部屋の空気を入れ替え、トイレ、流し、風呂場の水を流します。

物件の新陳代謝。

これは絶対に必要な作業だそうです。

これをしていませんと、折角お客様を案内しても、

ドアを開けた瞬間、

お客さまに、その物件に対する拒否反応がでる場合があるそうです。

なによりも、大家さんの大切な財産です。

損傷しないように、という配慮です。

勿論、大家さんに、物件の新陳代謝の作業については言いません。

大家さんは、

「空いているのは、業者の責任。」

と思っているそうですから。


話していて、驚いたことがありました。

テレビで、大々的に宣伝している大手賃貸業者の営業マンのことです。

定着率がとても悪いのです。

「1年前の社員は、もう、殆どいないよ。」

社員が居着かないのですから、

物件の書類管理はしっかりしているようですが、

一番大切な現場管理は・・。



大手業者の攻勢には、非常な危機感をもっていました。

探す人たちは、知名度の高いお店に入っていきます。

でも、彼はいろんなアイデアで戦っています。

ガンバレガンバレ

このガンバレは、彼に対してではなく、私への応援歌。






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