今日は、普通はあんまり馴染みのない、

「共同入札」についてお話させて頂きます。



一つの物件に、複数名義で入札するのを、「共同入札」といいます。


「共同入札」したい時は、

入札する前に、入札者らの関係を裁判所に申立て、

執行官の許可を必要します。

夫婦、親子、兄弟、などは許可を与えられるようです。

他には、私道の各利用者など。


入札する前に、

執行官室に備え置かれている、

「共同入札許可申立書」に必要事項を記入、著名押印して、

執行官宛提出します。

記載方法は、執行官室で聞けば、教えてくれます。

申立書には、入札者らの関係を証明する公文書を添付します。

住民票、戸籍謄本、全部事項証明書(登記簿謄本)、・・・。

どんな公文書かは、必ず、執行官室で確認されて下さい。

裁判所によって、若干の違いがあるようです。



また、申立書を提出する日の前日にでも、

執行官室に何時頃行けばよいか、

電話で聞いておいたほうが良いでしょう。

小さな裁判所などで、

折角行ったのに、執行官不在で暫く待たされた、なんてこともあるかも知れません。

共同入札をする場合は、締切日の、最低4〜5日前には、

執行官室で、要領を聞いてください。

提出する書類の準備もありますので。



最高価買受申出人(開札期日にトップ当選)となっても、

もし、共同入札人のうち、一人に不許可事由があれば、

全員について、不許可となります。

(ここは難しいので、分らなくとも結構です。)


残代金納付義務も、各共同入札者が、それぞれ、全額について、負担義務があります。


申立書には、各入札人の持分を記入しなければいけません。


以上の共同入札の際の許可申立制度は、

専門書によりますと、

以前行われていた競売業者の談合防止の為に設けられました。

「次順位買受の申出」のシステムも同様です。


一般のユ−ザーや業者がドンドン入札に参加している現在、

専門業者同志の談合は不可能でしょう。

もう充分にお役目を果たし終えた条文かな、という感じがしています。




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