落札したのですが、残代金を納付しませんでした。

入札保証金はどうなるのでしょうか。

結構、このご質問が多いです。


1、まず、入札の際、振り込んだ保証金は戻りません。

  簡単に言えば、没収です。

  没収された保証金は、その物件の売却代金の一部に充当されます。


  競売は、債務者が返済不能になった借金を、

  債権者に返済(配当或は交付)する為に、不動産が売却され、

  その代金が返済金となります。

  
  没収された保証金は、回りまわって、債権者に流れていきます。



2、代金納付されませんでしたので、再度入札者を募る事になります。

  この時、以前代金納付しなかった者は、

  買受申出でをしても、不許可事由となります。

  入札に参加して、開札期日にトップ当選しても、

  裁判所は、トップ当選者を審査する日(売却決定期日)、

  「この物件について、

   以前、あなたは代金支払いをしなかったので、

   あなたには売りません。」(売却不許可決定)

   で、断られてしまいます。


   ☆保証金を没収されているのに、更に追い討ちの仕打ち。

    理不尽な感じがしないでもありませんが・・。

もともと、悪徳業者から競売システムを守る為にできたもの、

    今となっては、一般消費者という弱者いじめの悪代官的イメージ。 



3、代金納付しなかった者が保証金の返還請求できる場合があります。


  ◎、代金不納付後の手続において、競売申立が取り下げられた時、

  ◎、競売手続を取り消す決定がなされて、それが確定した時、



保証金は、大金です。

よくある例は、銀行ローンを前提に入札される場合です。

しかも、よく打合せもしない見切発車で、

まあ、なんとかなるだろう入札です。

落札後、銀行から断られて、さあ大変。

こんなことにならないように、充分注意をしてください。










その気になれば、代行費用の大幅節約ができるかも。
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