競売物件購入にかかわる経費を管理人なりにまとめました。

1、 居住者を立ち退かせる費用(任意話合、強制執行)。
2、 マンション・・滞納管理費・積立金・駐車場料等一切
3、利回り目的のアパート、マンション、ビ ル等の場合
4、借地権付建物の場合
5、万一トラブル発生の場合の訴訟費用
6、あとは、通常の中古物件購入にかかる諸経費です。
7、競売物件は、想定外の費用が発生する場合があります。
8、雑費


大体、経費としてかかるのは、以上の項目です。

これから数回、経費の内容と感想について、お話させて頂きます。

。。。。。。

1、 居住者を立ち退かせる費用 叔ぐ嬾湛隋
   (所有者居住として、お話致します。)

初めての方が抱く不安

「居住する所有者は退去してくれるのかなあ。 」

この不安は、金銭で、大体解決できます。

民事裁判だって、つまる所「金銭」和解が主です。


落札したあとで、

「そんな費用は想定外。

住んでる所有者は、落札者に物件を引き渡す義務があるのに、

なんで立退き料を払うんだ。」

と怒った 処で、仕方ありません。

占有者は、お金がなくてホトホト困っているのが、大部分です。

ガス欠の車は走れません。

少しは、ガソリン補給 してやる事が必要です。


「金なんか払うものか。脅かして叩き出してやるよ。 」

そう胸を張る業者さんもいます。

それも一法でしょう。

ただ、これは、その業者さんだから出来ること。

エンドユーザーの方には難しい手法です。

管理人にも出来ない「わざ」です。


管理人は、立退き料を提示して、話合で退去を求めています。

まッ、管理人だけではなくて、大半の業者は払っています。

業者なりの理由があります。

強制執行で立退かせるには、費用と時間がかかります。

費用・時間のコストダウンを図っています。

占有者は、引越料が貰えて大助かり。

一石二鳥と言う訳です。


管理人は、さらにもう一つの視点があります。

「恨みを残さない」

漠然と、しかし、絶対的なポイントです。

(でも、相手の人間性で変わりますけど・・。)

これ、若いころにはありませんでした。



引越料の目安は、

強制執行費用の半分を上限として、

ケースバイケースのようです。

首都圏の普通の一戸建で、¥30万円位からでしょう。

物件の規模、状況によっては、数百万台もあります。


地域差が非常にあります。

一戸建を、収益目的で¥100万台で落札、

こんな場合の、立退き料¥30万は「高すぎ」でしょう。

でも、一戸建が¥100万台で落札できる地域の住民は、

スムーズに退去しているようです。


北海道のある小さな町です。

そこを管轄する裁判所(支部)に、引渡命令の申立をしました。

その支部始まって以来、と思われる程、珍しい事例でした。

債務者は、引渡命令を受け取りますと、数日で転居してしまいました。

近隣の話では、債務者は、よほど驚いたようでした。

隣家に鍵を預け、買受人に渡して、と伝言。

首都圏では、なかなかこうはいきません。


話合で退去しない方が、たま~~にいます。

そんな場合は、仕方ありません、強制執行です。
        
その費用等につきましては、近い機会にお話させて頂きます。