競売で「空家」があります。

既に立ち退いています。

「立退き」で揉めることはない、と思ってしまいます。

これ、危険です。

あッ、脅かすつもりではありません。

確率は非常に少ないのですが、後日トラブルかも知れません。


空家で、殆ど家財はありません。

残置物は、ちょっと見には、ゴミばかり。

落札者が勝手に開錠。

室内のゴミを処理したら・・、


これにイチャモンをつけられる場合があります。

イチャモンをつけてくるのは、所有者の身内を名乗ってくるようです。


思い出深い品物だった!

さあ、どうしてくれる?


残置物の一般的な市場価格とは無縁の内容です。

代替えがきかないのです。


しかも、相手はほとんど暴力団風。

激しい勢いでせめたててきます。

なんぜ脅しのプロ。

身の危険を感じ、冷静な対応などできません。


誰でも、こんな状況はマッピラでしょう。

これを防ぐには?

空家だから良いだろう、なんて勝手に開錠したりしないで、

一般に、「強制執行」とよばれている方法で処理する事です。
(「強制執行」というと、どうも呼び名のイメージが悪いのですが・・。)

裁判所に中に入ってもらうのです。

そうして、明渡して貰う事です。


後日、明渡でトラブルが起きても、落札者は無関係。

相手が損害賠償を求める為には、国を相手にケンカです。


この事例、ごくごく最近、私の取引先で実際に起こっています。

勝手に開錠したくなるような状況を作っていました。

うっかり開錠して、残置物を捨てたら一大事。

相手の思う壺です。
(幸い、取引先は、強制執行で処理しましたので良かったですが・・。)


そんなことで損害賠償が認められるかって?

状況は違うのですが、認めた判例があるのです。

両親の思い出深いお雛様その他諸々に対して、

確か賠償金は、約¥300万+アルフアだったと記憶しています。

勿論、この場合は仕掛けたわけではなく、

本当に思い出深い品物だったようですが・・。


こんな事、交通事故と一緒で、滅多に起きない事ですが、

用心に越したことはありません。