◎みい様のご相談


初めまして、こちらから質問してもよろしいでしょうか?
先日、宅地と家を競売にて落札しました(法人ではなく個人での入札です)

明け渡し交渉で、残代金納付後 引渡命令の手続きは取ろうと思っております。

その後引渡命令が先方に届いてから交渉に入った方が良いのでしょうか?

また、できれば強制執行は行いたくないので、相手に交渉するつもりですが、相手が期日までに明け渡しに応じない場合は家の中に動産が残ったまま不動産を壊したりは可能ですか?

例えばサッシを外すとか玄関を外すとか。
手段としては順番を踏むつもりですが、あまりに強硬すぎる手段でしょうか?


◎管理人の回答です。


明渡交渉の開始時期は、色んな考え方がある所です。

正式には、代金納付手続きをして所有権を取得し、所有権に基づいて交渉開始でしょう。


ただ、普通、業者さんは、その前から交渉開始が多いようです。


交渉開始時期は、

落札後、

売却許可決定後、

売却許可決定が確定後(代金納付期限通知書が送達された後)、

代金納付手続き終了後、


など、色々のようです。


みい様のお考えの、

引渡命令が相手方に送達されてからの交渉というお考えは、

それはそれで良いと思います。

>相手が期日までに明け渡しに応じない場合は家の中に動産が残ったまま不動産を壊したりは可能ですか?
例えばサッシを外すとか玄関を外すとか。。。手段としては順番を踏むつもりですが、あまりに強硬すぎる手段でしょうか?


相手が期日までに明渡しに応じない、という場合の期日とはいつをさすのでしょうか?

強制執行の「催告」で決められた、明渡の期日に応じないのでしたら、その日に家財等は搬出され、物件はみい様に引き渡されます。

その後、みい様がその不動産をどうしようと、だれも文句は言えません。


もし、(代金納付手続き終了後の)任意に約束した期日をさすのでしたら、

その日に引越さないから、と言って

建物を壊すのは如何でしょう?

いくら所有権に基づいての行動といっても、賛成はできません。

強引過ぎると思います。

正式に引渡を受けていませんから。


他の方のご意見を待ちたいと思います。


窪田 徹郎氏(競売歴50年の超ベテラン)の回答です。


まず最初に「落札しました」と云うことですが「競落」と云う法律用語は改正されまして現在では「買受」といいます。
(その人のことを「買受人」と云います。)

その買受も裁判所からの「売却許可決定」があったからと云って明渡の交渉は控え代金納付が終わってからにして下さい。
(所有者となっていないので)

引渡命令は、その日に申し立ててもかまいません。

万一の場合、その引渡命令も債務者(所有者又は占有者も含む)からの異議によって取り消しとなることがありますから、その引渡命令が確定したことを裁判所に問い合わせ確認してから交渉に入って下さい。
(確定しておれば「執行文付与申請」をして下さい。)

勿論のこと執行官から引渡を受けるまでは、サッシを外すとか玄関を外すとかは絶対にしないで下さい。

それは犯罪となります。
(所有者でなくても占有権と云う権利は相手にあります。)

最も、話し合いが成立すればかまいません。

話し合いが決裂したときは、必ず、執行官に引渡の申請し、執行官から引渡を受けて下さい。