◎はるさん様のご相談


先日は御回答いただきありがとうございました。

早速破産管財人の方に連絡をとったところ近日中に残置された動産放棄の書類を送っていただけることになりました。


さてそれとは少し別になるのですが、

今回得体の知れないところから「今回の空家物件には私の金庫が残置されている。証拠のデジカメ写真もある。

だから連絡をくれ」という旨の書留が届きました。

ある意味占有屋の一種みたいなものではないかと考えておりますが、お聞きしたいのはこういう内容の封書が買受人に送られてくるというのはこの業界ではよくあるのでしょうか?

またこのような荒唐無稽な訴えに対しても、そんなものは無かったことを証明するためには結局強制執行により残置物の目録を作成するしかないのでしょうか?

このような言い掛かりがまかりとおるならたとえ所有者の動産放棄書にサインを貰っても念のために必ず強制執行が必要になってしまうような気がするのですが…

すみません、アドバイスいただけると幸いです。


◎管理人の回答です。


これは、競売物件の落札者に対する、架空請求です。

こういう場合の対応は、いろいろあると思います。

管理人なら、次のように動くでしょう。


その書類を持って、裁判所に相談に行きます。

(ひょっとしますと、同様の相談が来ているかも知れません。

裁判所に認識して貰う為です。)


同時に、念のため、破産管財人にも事情を話して、実際はどうなのか、聞いておきます。

もし、可能であれば、動産放棄書には、第三者の遺留物があった場合の処置の文言も入れてもらっておきます。

強制執行での処理も視野にいれます。

得体の知れない手紙の差出人にはコンタクトは取りません。

一切無視です。

但し、警察には届けておきます。


因みに、最近多い事例です。

空家の落札者に、妙な手紙が送られて来ています。

「その物件を管理しているので、・・・・、」という意味のない内容です。

この手紙は、裁判所でも知っていて、警察に届けるよう言われています。


管理人は、手紙の内容に記憶がありました。

調べました。

約10年ほど前、空家の落札者に無差別に送られて来た内容証明と同じ文面でした。

管理人は、その文書を保管していました。

当時、その手紙に対する回答書を出していました。

空家の所有者からは、放棄依頼書を貰っていましたので、

出てきたら警察、と決めていました。

宛所に居ません、という理由で戻っていました。

今なら、差出人に対するコンタクトは一切とりませんが・・。