競売物件の明渡交渉は難しい、と言われて久しいです。

その間、国は、競売の法律をドンドン改正していきました。

それとともに、競売市場は、

一部の業者等の独占から、一般に開放されていきました。

執行妨害で買受人(=落札者)から金銭を搾取しようとする性質(タチ)の悪い連中が、

競売市場から撤退せざるをえない環境作りが多面的になされた事も大いに影響していると思います。

結局、競売市場への一般人の参入は、「時代の流れ」なのでしょう。

さらに、一般人が参加しやすくなる環境作りがなされていくでしょう。

(ただ、地方では、まだまだの感がある地域もあるようです。)


現在、物件の占有者は大まかに3パターンに区分けされます、


1、(空家を含む)所有者占有物件

2、賃借権が認められない占有者

3、賃借権が認められる賃借人


◎マイホームとして、競売物件を検討される初心者の方へ。


区分1につきましては、

初心者の落札者がご自身で明渡交渉ができるケースがあります。

(勿論、他の要因がクリアーできれば、ですが。)

サラリーマンの住宅ローン破たんの物件です。

住宅ローン破たんは、本人の責任もあるでしょうが、

社会情勢・経済環境の変化であり、

彼らは犠牲者、という側面が多分にあります。

大抵は、それほど癖のない、常識人です。

明渡交渉に慣れない初心者でも、

ある程度の立退料を提示して話せば、

結構スムーズにいくケースがあるかも知れません。

所有者も、明渡交渉の経験は初めてでしょう。

ドキドキはお互い様。

(原則、所有者と直接交渉することです。

第三者の介入は絶対に回避です。)

落札者自身が交渉すれば、業者に支払う手数料を節約できます。

首都圏等の地域では、馬鹿にならない金額です。

その分、立退き料を多少でも多く支払ってやれるかも知れません。

ただ、神経は相当に疲れるはずです、そこは覚悟。

そんな状況はまっぴらご免、という方は、

迷わず専門家にご依頼下さい。


区分2につきましては、

専門家と相談されながらすすめたほうがよいでしょう。


区分3につきましては、諦めて下さい。

収益用物件を探している方の物件です。


競売物件が、住宅ローン破たんが原因かどうか、

業者は、登記簿で大抵分ります。

難しければ、謄本を知合いの不動産屋さんに見て貰うのも良いでしょう。


又、債務者がどんな人か、謄本から推測できる場合もあります。

でも、物件の近隣で聞き込みをする方法が手っ取り早いです。

「◎◎さんの家が売りに出ています。

◎◎さんてどんな人なのか気にいなりまして。」

こんな感じで聞いてみます。

私は、「競売」という事は言いません。

でも、最近は、近隣の方々が、競売にかかっている家、と知っていますね。

それで情報を集められれば、そこで判断、というのも一法です。


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12月1日の記事は、

「初めての立退(明渡)交渉について」

を予定しています。

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