現地調査に行ってきました。

一戸建です。

現況調査報告書では、所有者が居住しています。

記載事項の雰囲気から、どうも、男性の独り住まいのようです。

最近よくあるケースかな。

奥さんと子供はとっくに転居、夫だけの単身生活。


現地です。

あれ、誰も住んでいないようです。

表札がありません。

インターホンを押しました。

全く作動しません。

電気は切られています。


家を一周しました。

壁に取り付けられた配線は切断されています。

窓にはカーテンが下がり、中は覘けません。


ポストがあります。

蓋をあけました。

チラシがびっしり詰っていいました。

なかに、郵便物がまじっています。

完全に空家です。

それらの状況を見て、「取下げ」はないだろう、とふみました。

近所の聞き込みでの転居先情報は得られませんでした。


私の感覚では、

買受人(=落札者)にとっては、所有者が住んでる方が良いのです。

家は傷みませんし、明渡の話もできます。


この家の処理は、時間がかかるかも。

勝手に開錠して、もし、室内に残置物があり、

後日トラブっても困ります。

絶対にトラブらない、と断言はできません。

落札できたら、セオリー通り、すすめるしかありません。

ちょっと面倒か?

まッ、とにかく入札して、あとは落ちてから考えよう。


しかし、その物件は入札締切日数日前に「取下げ」となっていました。

「取下げ」の大半は、任意売却で処理されています。

この物件も、謄本上では任意売却の可能性が大。

でも、現地の状況から「取下げ」はないだろうと判断した私の推察は、大間違い。


やられた!

完全な敗北です。

任意売却をすすめた業者の完勝です。

現場の状況は、任意売却の可能性の匂いを消していました。

配線が切られていたり、ポストにはチラシと一緒に郵便物を溢れるほど残していたり・・・。

これで、その業者は、自分が進めている任意売却を邪魔されないように防御したのかな。

うらをかかれたあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!

でも何故か、結構サバサバしている自分を発見。

自分の未熟さが原因ですからね。




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