形式的競売と明渡についてーーー,砲弔い討蓮△海海鬚翰下さい。


形式的競売物件の明渡交渉です。

この形式的競売の明渡交渉については慎重にしました。

厳密には、交渉、というより、打合せです。

明渡してくれる事は明白ですが、

ゴタゴタしないような段取りをとらなければ・・。


各共有者(所有者)同士で争いがある為、結果的に競売になった物件です。

争いですから、

敵対する共有者がそれぞれ依頼した弁護士さんが二人(二組)以上はいるはずです。

売却許可決定した段階で、「事件記録」を閲覧。

≪「事件記録」につきましては、ここ(  )をご覧ください。≫

形式的競売の概要を把握。

弁護士さんは二組で、その氏名・住所を把握。


郵便送達報告書によれば、

各共有者は、

当然ですが、不動産競売開始の決定正本は、スムーズに受け取っています。

代金納付期限通知書がきたら債務者に出す「明渡のご案内」は、

この時点での発送はしませんでした。

先送りとしました。


代金納付期限通知書が来た段階で、

いつ納付するか、その期日だけを弁護士事務所に連絡。

明渡については、一切触れません。


弁護士さんの場合、

明渡の話合は、買受人が所有権を取得してからやりましょう、

という先生が大半です。

至極尤もな言い分です。


約1ケ月後、代金納付手続きを終了。

同時に各共有者相手に引渡命令の申立。

共有者全員を相手方として、申立書は1通としました。

弁護士事務所に、納付手続きを終えた事をFAX連絡し、

残代金の領収書(保管金受領証書)を添付。


同日夕方、各共有者宛、「明渡のご案内」の手紙を簡易書留でだしました。

各共有者は、引渡命令の判決と、「明渡のご案内」をほぼ同時に受け取るはずです。

その心理的効果を狙いました。

それぞれ依頼している弁護士さんに連絡を入れるでしょう。


「明渡のご案内」の文中には、明渡方法についての選択肢は入れてあります。

遠回しの言い方ですが、若干の「ペナルティー」的文言も。

文面は、弁護士さんが各共有者の意見をまとめやすいよう、工夫しました。

落とし所の設定です。

まあ、それで、明渡についての、ある程度のアウトラインはまとまる筈、という私の読みです。

そして、引渡命令が確定するのを待ちます。

その間、強制執行の申立をする為の書類準備はしっかり作成しておきます。


話の流れによっては、即、強制執行で処理、という姿勢をみせるつもりです。

その場合の執行費用は当然請求します、というこちら側の意思は、先の「明渡のご案内」に明記しています。(←これが「ペナルティー」的文言です。)


今までの経験です。

強制執行の書類準備をしっかりしていますと、

任意でスピード解決のケースが多いのです。

何とかなるだろう、

なんて気楽に構えて、何の準備もしないでいると、何故かごたつきます。

これは私だけのジンクスかも知れませんが・・・。


約10日後、

各共有者が引渡命令を受領した日を裁判所で確認。

同時に、「明渡のご案内」の受領日もネットで確認。


それから約10日後、

引渡命令が確定したのを裁判所で確認。

強制執行の申立は、いつでもゴーです。

この状態になり初めて、明渡についての打合せをしたい旨の連絡を、各弁護士事務所にいれました。

既に、明渡について、各共有者の意思統一はできていました。

2週間後、現地で、先生立会の上、書類と鍵を貰う事になりました。



約2週間後の明渡日はとにかく猛暑。

待ち合せの午前11時、

弁護士先生、暑い中、汗を拭きふき現地到着。

現場で、放棄書兼廃棄依頼書にサインを貰い、鍵を貰いました。

無事終了です。


ここまでのお話は、退屈な流れだなあ、と思いつつ読まれた方が多いと思います。

でもね、結構色んな、まだ起きないマイナス状況を想定しつつ、

そうして、そんな状況が起きないように、

私なりに「先読み」をしつつ?

先手をうってるつもり?の経過の流れでした。



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