現地調査に行き、一戸建を訪問。

物件の前に立った業者は、

留守かどうか何となくわかる場合が多いです。

ムッ、留守のように見えるけれど、誰かいるな。

玄関わきのインターホーンのボタンをおします。

・・・・・・あれ・・・・・・またおします。

・・・・・・うんとも反応しません。

電源が切れてるようです。


今度は、◎◇さ〜〜ん、と呼びます。

シンとしています。

返事がありません。

でも、

たしかに居ます!


謄本の内容とあわせてですが、

こんな場合は、任意売却がすすんでいるかも・・・。
(一応、近隣で聞き込みはしてから帰ります。)

そうして、

任意売却が成功すれば、その物件は「取下げ」となります。

入札した物件の「取下げ」は、残念ですが、仕方のない所です。


大半は、業者が、

何カ月も前から、所有者・債権者に接触して、

任意売却をすすめての結果でしょう。

とにかく、良い物件が競売にかかりますと、

任意売却をすすめる案内状が数十通以上、

営業マンの訪問も、時間を問わず何十です。

所有者はたまりません。

でも、夜討朝がけで所有者と接触を持ち、

やっと商談のチャンスをつかんだ業者も心配でしょう。

折角すすめた商談が、

他社に、いつひっくり返されるか?

セールストークの中で、

いろいろと防御策をたてている筈です。


昔から取られている、わかりやすい防御策の一つ。

その第一歩は、所有者宛の情報ルートの遮断、

他社との面談はカット。

これが、今日の現場での状況、

インターホーンは不通にしておき、

とにかく他社との面談は一切させないようにしておきます。


ただ、こういう物件が「取下げ」になっていず、

残っている場合もありました。

何か支障がおこり、うまく運ばなかったのでしょう。

「取下げ」かな、と思っても、

札締切日に残っていれば、入札だけはしておきたいものです。



なかには、

うるさいなあ、次から次と、余計なお世話だ、

と、単に面倒がって、なるようになれ、

不貞腐れて、インターホーンは切ってしまい、

誰が来ても居留守、

面談を拒む所有者もいます。

そういえば、こんな所有者がいました。

落札者の提案にも一切回答せず、完全無視。

仕方ありません、強制執行の、まず催告。

これも全く無視。

いよいよ断行という日の前日夕方、初めて連絡してきました。

主人の非礼を詫びた奥さんは泣きながら、

あと1週間位待てないか、でしたが、もう遅かった。

余計な出費と後味の悪さは、

誰だってなんですけど!!!!




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大きな損失を防ぐための小さな出費は必要経費!!