「物件明細書」は、以下の構成です。

1 不動産の表示

2 売却により成立する地上権の概要

3 買受人が負担することとなる他人の権利

4 物件の占有状況等に関する特記事項

5 その他買受の参考となる事項


以上の欄に、いろんな文言が記載されます。

今日は、3月28日に引き続き、

5 その他買受の参考となる事項

について、お話致します。


この欄は、裁判所が、買受希望者に、注意を促す事柄が記載されています。

前回の滞納管理費等のほかに、問題点があれば、ギュッと凝縮した短い文章で、サラリと表現しています。

例えば、道路関係に問題がある場合、占有者の内装費支出の主張その他色々です。

その詳しい内容は、現況調査報告書、評価書に記載されていますので、調べて下さい。

どうも分らない、という場合は、裁判所の競売係できくのが良いです。

又、物件が借地権の場合は、その旨が記載されます。

例えば

≪・本件建物のために、その敷地(地番、地積、所有者)につき、借地権が存する。買受人は地主の承諾又は裁判等を要する。≫

借地権の物件は総額が安いので、手持ち金でもなんとかなるか、などと、ついつい目をむけます。

でも、初心者の方が独力で扱うには荷が重いでしょう。

それと、地域にもよりますが、転売を企画する時、スムーズに買手がみつかるかどうか、危惧してしまいます。

できましたら、戸建の場合は、この欄が空白の物件を選択しておいた方が無難です。

ただ、物件そのものの瑕疵等の問題点が必ずこの欄に記載されるとは限りませんので、要注意です。

三点セットのうち、評価書の「特記事項」欄のチェックも忘れずにしておいて下さい。






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