以前から、私が感じていたことを少々。


私など特に、過去の幻影に拘束されて考え、

行動を決める傾向にあります。

過去にとらわれず、

ちょっと先・未来の新しい映像・展開図の見える人は、

いわゆる成功する「先駆者」。

そんな人には滅多にお目にかかりません。

というより、お目にかかってはいるのでしょうが、

・・・・こちらが理解できていません。。


私の過去において、

自分が凡庸のため、認識できなかった事があります。

見えない、分らないのです。

乏しい経験を満点と錯覚して、その人の主張を否定、

或いは否定をしないまでも肯定はぜず、

それによって、現在の自分の立場を確実に肯定していました。


半世紀近い、化石のような昔。


賃貸業は、不動産屋の奥さんの仕事でした。

社長の旦那は、店の奥でふんぞり返り、

賃貸なんぞやれるかい、賃貸は女の仕事。

「俺は売買で儲けるのさ!」

一発契約で、賃貸の何百倍も儲けてみせるさ。

こう考える社長さん、結構多かったように思います。


私は、改札口をでればすぐ見える、都内・小田急線の某駅前店舗で、不動産業に従事していました。

或る時、ビッとした背広で、女性社員を従えた業者の訪問をうけました。

賃貸業のネットワ−クを造るので利用しませんか、という内容です。

私は、彼の構想を全く理解できませんでした。

だからといって、理解しようとする努力もしませんでした。

鼻であしらったような記憶しかありません。


そんなこと必要ないさ。

場所柄、大家さんも借りたい人も、

ボンボン飛び込んでくるんだ。

これ以上忙しくなるのはゴメンだなあ。


それから何年かが経過。

賃貸部門が確固とした分野として、認識され始めました。

ところが、私はまあだ、理解できません。

はっきり言って、馬鹿にしていたと思います。


今思えば、なんと、馬鹿なのは私のほうでした。

でも、その頃、立地条件の良い場所の業者の大半は、

私と同じような感覚ではなかったかなあ。

「立地条件」が「積極的営業努力」や「時代の流れ」を軽んじていました。

というよりも、そんなことへの発想すら全くありません。

私の努力は、日々の忙しさを順当にこなしていくことで満足。、

「先をみる」などという難しい思考作業は、

思いもつかない別世界でした。


そういえば、20年くらい前?の業者講習会。

講師の先生曰く

これからは空家が増えますので、

それをどのようにビジネスにつなげるか、ひとつの課題です。

それを聞いて真剣に受け止めた業者が何人いたかなあ。

「空家が増えるって?」

「じゃあ、中古物件の仲介が増えるのかな?」

当時は、こんな程度の認識度合い。


まあ、未来を読み取れ、などと言う文言は、

ノウハウ本では気軽に見かけますが、

実践するのは、凡人には至難のわざです!

というよりも、そういう凡人が大半だから、

時代を先読みできた数少ない先駆者が成功道を疾駆疾走できるのでしょう。

つまり、

先駆者の成功をささえているのは、たくさんいる我々凡人だ。

・・・・やっとそこに、自分の存在価値を見出してホッとしました・・・情けない!!!




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