裁判所作成資料(三点セット)のなかで、「現況調査報告書」があります。

これは、「執行官」という肩書の人が、競売物件の現場に行って、

誰が、どんな権原で、その不動産を利用しているか、などを調べ、

その内容をまとめて作成した報告書です。

あくまで、調査日時点での状況等報告、と思って下さい。


ネットでの資料閲覧は、個人名が黒く塗ってあり、具体的な名前が判りません。

実際に裁判所に行って、資料は見てください。

個人名が消されていないので、見ることができます。


流れとしましては、現況調査報告書の表紙の次には、「物件目録」があります。

これは、住居表示とは異なる表示がされています。

謄本は、ここに記載されている地番、家屋番号で取得します。

住居表示は、次のページの上段に記載されています。


次、「関係人の陳述等」「執行官の意見」「調査の経過」と続きます。

良く読んで下さい。

判らなくてもいいです。

あまり長い記述のは、パスしたほうがよいです。

問題がある物件は、どうしても長い記述になり勝ちです。

初心者は避けたほうがよいかもしれません。


判らない箇所は、「判らない」とほっておかないで、裁判所に聞くことが大切です。

その説明が理解できない場合、できれば専門家に依頼されたほうがよいかも、です。


私の場合、「調査の経過」は何度もよみます。

占有者の人間性が沁み出ている場合があります。

明渡で、できれば強制執行での方法は避けたいのです。

お金と時間がかかり、特別の場合を除いて、あまりメリットがないのです。

話合で退去してくれるかどうか、判断の尺度が読み取れる場合がありますので。

そのほかの尺度としましては、

登記簿謄本チェック、

実際に訪問しての面談、

近隣の聞込み、

ネット検索での情報収集なんかもありますが・・。



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大きな損失を防ぐための小さな出費は必要経費!!