裁判所作成資料(三点セット)のなかで、「現況調査報告書」があります。

これは、「執行官」という肩書の人が、競売物件の現場に行って、

誰が、どんな権原で、その不動産を利用しているか、などを調べ、

その内容をまとめて作成した報告書です。


マンションの場合は、管理費等の滞納が殆どあります。

それは、落札者負担となり、所有者となれば、管理会社に納付しなければいけません。

その為、売却基準価額算出過程で、凡その滞納額は控除されています。

物件明細書には、「管理費等の滞納あり」とだけの記載ですが、凡その金額はここに書かれています。

現況調査報告書の次が物件目録、そして次のページの中ほどに、「管理費等の状況」という項目があります。

その金額は、調査時点での金額ですから、実際はもっと増えています。

別紙で、管理会社からの回答がある場合もあります。

その下の項目に、「管理費等の照会先」というのがあります。

管理会社名と電話番号がありますが、電話番号は、ネットでの閲覧では消されています。

具体的な番号は、裁判所に出向くか、管理会社のホームページから調べます。

電話して、凡その金額を言い、一応確認しておきます。

その時、落札したら、「払わなければいけませんので」という文言を会話のなかにいれますと、電話口の応対は、まあ、親切になるのが普通です。

ついでに、「この問合せは結構ありますか」と聞いておきます。

あれば、入札を検討している人がほかにもいるかも知れません。


建物が競売になっていれば、普通、間取図が綴じ込まれています。

間取図には、番号と矢印が一緒になって、書きこまれています。

番号は、後ろのページに添付された写真の番号で、矢印は、撮影方向を示しています。

全ての部屋が撮影されているわけではありません。

撮影されない部屋等もあります。

写真の部屋がキレイでも、他の部屋に結構大きな損傷があったりしている場合もあります。

添付写真の印象で、全体を想像はしないほうが良いです。







競売の基本が学べるホームページ。

大きな損失を防ぐための小さな出費は必要経費!!