こんな事例は初めてでした。


東日本のある裁判所の競売事件です。

仮に、事件番号が平成25年(ケ)第1007号とします。

私の認識では、

平成25年に裁判所に競売の申立をした物件であり、

差押え登記も、原則その受付年は25年、というのが基本線です。

(例外的に、年末ギリギリの申立の場合、
ひょっとして翌年初めの差押の受付はあるかも。)

これは、競売の基本的な事務手続きであり、

申立の年と、差押の年の間が2年もある、

などという事例は全くありませんでした。

いつものように、上記事件番号の物件の謄本をチェックしました。

ビックリ仰天です。

上記事件番号、平成25年(ケ)第1007号の差押え登記の受付年は平成27年でした。

最初、なにかの間違いだろうと思いました。

ひょっとしたら、裁判所の受付が間違ったのかな。

それが、担当部署のだれもが看過して手続きが進んだのかな。

勝手な想像をしました。

3点セットをみました。

現況調査報告書の最初のページの右上をみました。

現地調査日や、報告書の提出日が記載されています。

間違いなく、平成27年です。

指摘すれば、事件番号の訂正があるのかな。

今は入札期間中。

余計な事を裁判所にいって、

「変更」なんてされたら、折角入札しようとしているお客様の熱が冷めるかな。

でも、あとあとゴタゴタするよりはいいか。


裁判所にききました。

電話の先で、数十秒の沈黙。

折り返し連絡をします、

私の携帯番号を伝え、電話がきられました。

そして、10分くらい後に連絡がはいりました。


結論は、裁判所のミスではなく、

債務者・所有者側に相続が発生しており、

その手続きをして、差押登記をするのに、時間がかかった、ということでした。

そんなこともあるのですねえ。

細かい事情はわかりませんが、

ひとつ、勉強しました。





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