競売物件の中に、

たまに、"法定地上権"付の建物があります。

法定地上権って、なんだろう。

慣れない言葉です。

競売不動産限定の専門用語です。

その物件の売却基準価額は、相場よりかなり安いです。

飛びつきたくなるような価格です。


実は、私の主催する会員様からの相談がありました。

「法定地上権付の建物を入札したいのですが・・」

私の返事は、即、

「止めて下さい。いくら安くても、

そんな物件を落札したら、それからが大変です」

会員様、諦めきれないようです。

なんだかんだと、「欲しい」「欲しい」という激しい欲望を、

携帯の向うから強~〜くぶっつけてきます。

お前ならなんとかなるだろう、

金を払うんだ、何とかしろ!

心の声がビンビン、私の頭をこづきます。


でも、だめなものはダメ。


不動産の特性である、「換金性」がまるで低いのです。

市場性がほとんどゼロ。


だいぶ昔の実経験です。

小田急線の世田谷代田駅数分にある、

法定地上権付のお屋敷の販売を言いつけられました。

まあ、・・・・・・・・苦労しました。

結局、売れませんでした。

食付きはいいのです。

安いですから。

法定地上権の説明をします、

その時点で、買主或いは仲介業者は引いてしまいます。

話を進展させようとしますが、まったくダメ。

そこでストップでした。


私の営業センスのなさもあるでしょが、

どうも、それ以前の問題のようでした。


法定地上権の法的意味(その1その2)は、ネットでお調べ下さい。

このブログの管理人としましていえるのは、

とにかく、お止め下さい。


その法定地上権付建物の謄本をじっくり御覧下さい。


時間とお金に余裕がある方には、

落札した法定地上権付き建物を、

市場性のある、まともな不動産にする方法が以下です。

(ただし、運が良ければ、の話・・・
つまり底地の土地を取得できるかどうか、という事です)


複数の担保がついており、

最先の担保権者が競売申立者だったら、

後位の担保権者が、土地の競売申立をするかも知れません。

その時、それを購入して、

通常の市場性のある不動産にする、という方法。

又は、

配当等がある程度期待できる後位の担保権の譲渡を受けて、

自ら競売申立をして、自ら入札して落札する、

という手段もあります。
(これは、不動産の相場とか、競売手続きに明るい人でないとちょっと難しいかも)

どちらも、底地ですから、

入札の競争相手は少ないでしょうが、

まあ、1年以上はかかるでしょうね。


◎以上の記事に対して、ところが・・ところが、いやあ、まいりました。

この記事の公開予定日の1週間前です。

ある方が、私の事務所に訪問されました。

その方は、以前、法定地上権付の建物を落札しておりました。

そして、確実に収益用として、賃料を稼いでいます。

その方法がビックリ。

とてもここでは公開できない秘中の秘の裏技でした。

こんな方法もあるんだと、ただただ感心のひとときでした。

いやあ、凄い人がいるものです!!!!






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