裁判所の不動産競売物件・(物件調査・入札・明渡交渉・強制執行などの詳しいお話)・足と汗で掴んだ実践ノウハウです。


専門書には書かれていない、エンドユーザーの為の実践の知識・知恵・気配り、事務手続など、お話しています。

主に初心者の方対象のブログです。
競売以外の気楽なお話、人生模様も少々・・。
                    

ご質問

一般の方からの相談・・競売物件購入転売を繰返して利益を上げたい。



たまに、業者さん以外の方から、上記タイトルのようなご相談を持ち込まれます。

お金が遊んでいるので、競売で活用したいのだが・・・。

競売物件を何度か転がして儲けたい、と言います。


――さあ、連続してやれば、宅地建物取引業法違反になるかもしれませんよ。

1年に1回くらいならよいかも知れませんが・・・。


――でも、裁判所は、落札者に売却の許可をしていますよね。

もし、落札者に不都合があれば、不許可となるのでしょう。

裁判所が競売の法律に則って許可しているものを、他の法律で否定できるのですか?

裁判所の許可をえて購入したものをどう処分しようが、所有者の勝手と思いますが・・。

その行為を制限するなんて財産権の侵害じゃあないですか?

おかしいでしょう。

それに、千葉さんだって、いい筈。

仕入れと販売でWで稼げるんですよ。


こちらの心を、「ソラソラ、どうだどうだ」とばかりに巧妙にくすぐってきます。


ここで、20年近く前の某裁判所競売係の書記官との会話が思い出されました。


落札物件の評価書に、重要な見落としがありました。

見た目では分からない土地の欠陥の不記載です。

この土地は、建築確認をとるためには、改めて工事する必要がありました。

工事費用は、落札価額の倍以上です。

裁判所に行き、競売係で状況を説明しました。


「これは、普通の取引でしたら、契約解除で、最悪でも白紙でしょう。」

と主張する私に対して、

書記官曰く、

「競売はね、民事執行法という法律でやってますッ。宅建業法は関係ないのですよッ!」

冗談じゃあないよッ。

これはたまらない、白紙にもどしてもらわないと、と思い、自信をもって、執行抗告という形で異議申立をしました。

普通の不動産取引では、まず、こちらの言い分が認められるケースです。

ところが、執行抗告は却下されました。

特別抗告もダメでした。


競売物件が宅建業法に関係ないのなら、

相談を持ち込んだお客様の言う通り、反復継続の転売は自由にできるのかな・・・。

ふと思ってしまいました。


一応、判例を調べてみるか?

ありました・・・・・・ありましたが・・・・。

こちらに都合の悪い判例です。

最高裁決定平成16年12月10日。


詳細は長くなりますのでさけて、結論のみ記載致します。

。。。。。。。。

民事執行法上の競売手続きにより、宅地または建物を買受ける行為は、宅地建物取引業法2条2項にいう宅地又は建物の「売買」にあたります。

よって、複数回、競売物件を購入して販売する行為には、不動産免許が必要です。

無免許の場合、3年以下の懲役若しくは300万以下の罰金又は併科です。

。。。。。。。。


最高裁決定の詳細は以下↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓です。

http://www.retio.or.jp/info/pdf/63/63_01.pdf#search='http%3A%2F%2Fwww.retio.or.jp%2Finfo%2Fpdf%2F63%2F63_01.pdf'


参考条文:::宅地建物取引業法のうち、

(用語の定義)
第二条  この法律において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号の定めるところによる。

二  宅地建物取引業 宅地若しくは建物(建物の一部を含む。以下同じ。)の売買若しくは交換又は宅地若しくは建物の売買、交換若しくは貸借の代理若しくは媒介をする行為で業として行なうものをいう。

(無免許事業等の禁止)
第十二条  第三条第一項の免許を受けない者は、宅地建物取引業を営んではならない。

第七十九条  次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

二  第十二条第一項の規定に違反した者


無免許営業についての参考資料は以下↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓です。

http://www.retio.or.jp/attach/archive/70-052.pdf




競売の基本が学べるホームページ。

大きな損失を防ぐための小さな出費は必要経費!!

土地と建物の名義が異なる場合、建物のみを落札した場合の借地権について—その2



◎みぃ様のご質問


回答ありがとうございます。
家族間の事なので、建てる時に、建てますとは宣言していたようですが、借地契約まで(きちんとした契約)は交わしてないような内容でした。

その場合、買受者の立場はどうなりますか?土地所有者から、何もプッシュが無ければその建物に住んだり利用したりすることは永遠に可能と言う事になるんでしょうか?
土地所有者は高齢の為に 自力で動く事は不可能です。落札になって、残代金も納付し登記も済んだ場合、土地所有者から新しい建物所有者に何か行動を起こすべきなのでしょうか?

◎管理人の回答です。

敷地利用権は、使用貸借っぽいようです。
ただ、三点セットでの、確認は必要です。
三点セット記載事項が絶対ではありませんが、記載事項を基本にして検討するべきと思います。

物件明細書にはどのような記載がされていますか?
評価書は、どのように算定していますか。

三点セットをもって、裁判所競売係りに行き、
敷地利用権はどうなっているのか、聞いてみるのも一法です。
又、司法書士とか弁護士に聞いても良いでしょう。

買受人の立場は、その結果である程度はわかると思います。

>土地所有者から、何もプッシュが無ければその建物に住んだり利用したりすることは永遠に可能と言う事になるんでしょうか?

そういう状況は、私には考えられません。

>土地所有者は高齢の為に 自力で動く事は不可能です。
落札になって、残代金も納付し登記も済んだ場合、土地所有者から新しい建物所有者に何か行動を起こすべきなのでしょうか?

考え方と思います。

買受人の出方を見て行動をおこすか、
話合を拒絶して即、訴訟を起こすか、色々でしょう。

同じことの繰り返しで恐縮ですが、まず三点セットの正式チェックから始めてください。



競売の基本が学べるホームページ。

大きな損失を防ぐための小さな出費は必要経費!!


土地と建物の名義が異なる場合、建物のみを落札した場合の借地権について



◎みぃ様のご質問

お久しぶりです。2010年頃に色々と教えて頂き、無事に競売を済ませたみぃです。

2010年の物件とは別に、知り合いに建物だけ競売に出て、建物が落札された方がいます。
土地は本人名義ではない、家族名義だった為に建物だけの競売となったようですが、この場合、土地は借地権等が発生するのでしょうか?

買受された方の名義になるのは建物だけです。これでも使い道は有るんですか?


◎管理人の回答です。

お元気のご様子、何よりとお喜び申し上げます。

建物の旧所有者と、家族の土地所有者の間で借地契約をしていれば、建物は借地権付建物となりますので、落札者は、基本的には借地権付建物を取得した事になります。

ただ、家族間、という事で、特に借地についての定めはしておらず、いわゆる「使用貸借」(=賃料の授受のない、只の貸し借り)の場合もあるかも知れません。

その場合ですと、建物に借地権が付いていませんので、落札者に対して、土地所有者から、建物収去土地明渡(建物を取壊して土地を返せ!)の訴訟をおこされれば、敗訴の可能性は高いと思います。

この場合の建物の売却基準価額は、借地権が無い分、非常に低額の設定となります。
競売について何も知らない人が、価格の超安さに目を奪われてうっかり入札に参加するケースです。

まず、三点セットで、裁判所がどのような見方をしているか、チェックされたほうが良いでしょう。



競売の基本が学べるホームページ。

大きな損失を防ぐための小さな出費は必要経費!!

ご質問・・賃借人の敷金、保証金について。


◎J&S様のご相談

競売物件を入札しようと考えているのですが、その物件は賃貸借契約されており、保証金が月額賃料の4年分となっています。

保証金は通常1年分くらの賃料だと思うのですが、このようなケースでも賃貸人が退去の際には、この過大だと思われる賃料を支払うしかないんでしょうか?

競売を想定して偽装の賃貸借契約に思えます。


◎管理人の回答です。


物件明細書で、その賃貸借契約が、
「3 買受人が負担することとなる他人の権利」欄に記載されていますか。


記載されていれば、落札者は、賃貸契約を引き継ぐことになります。

但し、(買受人・賃借人双方に言えますが)その記載内容に納得がいかず、話合をしても不成立の場合は、裁判で決めて貰う事になります。


「3 買受人が負担することとなる他人の権利」欄に記載がなければ、落札者(=買受人)は、その賃貸借契約に拘束はされません。

落札者が代金納付手続きをした時点で、その賃貸借契約は、買受人に対しては無効となります。

買受人は、賃借人が旧所有者に預託していた敷金や保証金の返還義務はありません。

それまでの賃借人は、「不法占有者」という立場になります。


できれば、三点セット等を弁護士等専門家に見て貰い、意見を求めては如何でしょうか。

性質の悪い賃借人の場合、物件明細書記載事項など無視して、強引な方法で、自分の主張だけしてくるかも知れません。

最終的には、訴訟も選択肢にいれておいたほうが良いケースもあります。


滅多にはないのですが、
物件明細書最下段≪注意書≫記載のように、物件明細書の記載内容が訴訟等で異なる判断がなされる可能性もありますので、慎重にご検討下さい。



ご質問・・明渡猶予について、物件明細書の見方のポイント



◎みやざき 様のご相談

>平成16年4月1日以降に賃貸借契約してその後に抵当権設定され差押さえされた物件についても<抵当権設定前・後に関係なく>明け渡し猶予後に引渡命令は基本にでると考えて良いのでしょうか?

◎管理人の回答です。

あくまでも担保権(抵当権、根抵当権)が設定されている建物について、平成16年4月1日以降に賃貸借契約が設定された場合につきまして、6ケ月の明渡猶予が適用(民法395条)されます。

担保権が設定される前の賃借権は、「買受人が負担することとなる他人の権利」となりまして、引渡命令での処理はできません。


。。。。。。。。。。


参考  


民法第395条〔抵当建物使用者の引渡の猶予〕


抵当権者に対抗することができない賃貸借により抵当権の目的である建物の使用又は収益をする者であって次に掲げるもの(次項において「抵当建物使用者」という。)は、その建物の競売における買受人の買受けの時から六箇月を経過するまでは、その建物を買受人に引き渡すことを要しない。
一競売手続の開始前から使用又は収益をする者
二強制管理又は担保不動産収益執行の管理人が競売手続の開始後にした賃貸借により使用又は収益をする者

∩姐爐竜定は、買受人の買受けの時より後に同項の建物の使用をしたことの対価について、買受人が抵当建物使用者に対し相当の期間を定めてその一箇月分以上の支払の催告をし、その相当の期間内に履行がない場合には、適用しない。

。。。。。。。。。。

◎物件明細書は、占有関係に付、現況調査報告書に基づく占有者に対する、裁判所の法的な判断が記載されています。

以下、物件明細書の大切なポイントです。

「買受人が負担することとなる他人の権利」欄が「なし」という記載の場合、

原則、

「物件の占有状況等に関する特記事項」欄に記載された占有者は、

引渡命令の対象(=相手方)となります。

任意で退去しない場合、強制執行で退去を求めることができる占有者、という事になります。


これは、物件明細書を見る時の大切なポイントです。



ご質問・・複数名義の入札について。




◎まん丸様のご相談


私は障害を持っています。長年に渡り自分の体に応じた家を探した結果 見つかったのが 競売物件でした。

貯金したお金を入れて 子どもと二人の名義にしたいのですが、こういうケースも入札をできるのでしょうか?


◎管理人の回答です。


勿論、入札できます。

複数名義での入札は、「共同入札」といいます。


以下、注意点です。

共同入札をする場合、事前に執行官の許可をえなければいけません。

決して難しい手続きではありません。

裁判所に電話して下さい。

執行官室をお願いします、と言って下さい。

出ましたら、親子で入札したいのですが、どうすればよいですか、と聞いて下さい。

子供さんと一緒に暮らしていれば、おそらく二人の名前の記載された住民票を用意して、と言われると思います。

ただ裁判所によっては、他の公文書も用意するよういわれるかも知れません。


書類を確認しましたら、その書類を用意して裁判所の執行官室に行って下さい。

「共同入札買受許可申立書」という書類を貰って、必要事項を記入して提出します。

記入事項は分らなければ、受付で聞いて下さい。


「持分」を記入する欄があります。

一つの物を複数で買い受けますので、親子で持分割合を事前に決めておいて下さい。

例えば、2分の1づつとか、或いは4分の1と4分の3とか、二人の持分合計が「1」となるようにします。


許可書を貰ったら、入札書と一緒に提出します。

不明な点は、受付で確認されて下さい。


ひとつ心配なのは、まん丸様は、競売が初めてのようです。

どのような物件を選択されたか、その物件にリスクがないか、です。

もし、よろしければ、私のHPで、簡単な回答ですが、無料コンサルをしていいます。

それで簡単チェックをしてみませんか?

http://www.keibai.co.jp/kaiinnsei/sa-bisukonnsarumousikomi.htm

以上、回答させて頂きます。


今後とも宜しくお願い申し上げます。

ありがとうございました。



ご質問・・建ぺい率違反の建物の落札価格について





◎クレア様のご相談


およその実勢価格で1800万円程の戸建てが競売にでています。

売却基準価格は830万程です。

田舎ながら比較的人気の高い住宅街です。

ただ、未登記で鉄筋コンクリートの駐車場兼倉庫を増設しています。

このスペースを含めると建ぺい率をオーバーします。

また、所有者は夜逃げ状態で、換金性の低そうな動産は放置しているように見受けられます。


この物件を落札しようとするとき、法人(業者)は駐車場の取り壊し費を視野に入れた金額で入札するものなのでしょうか?

転売するときには法令違反の建物をそのまま販売することはないと思いますがいかがでしょうか?


◎管理人の回答です。


業者でも、色々な考え方があるようです。

現状のままでの販売を図る業者も、数は少ないでしょうが、いるかも知れません。

その辺は、申し訳ありませんが、不明です。




ご質問・・専有部分が共有持分のマンションの競売



◎spirits_tm様のご相談


所有権共有名義のマンションについてご教授下さい。

夫5分の4、妻5分の1の所有持分で、融資は全額夫名義で借りており、その担保権者からの申立による競売です。

妻名義では融資は受けておりません。

その場合、買受人は妻名義の所有権がある為に、物件を使用・処分等が出来ず、所有権持分の買取請求などの段階を踏んでからしか自由に出来ないものでしょうか?

以前も似た質問もありましたら申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。


◎管理人の回答です。


夫の持分だけの競売なのでしょうか。

物件目録を見て下さい。

夫の持分と妻の持分とが、記載されていると思います。

そうであれば、心配はいりません。


マンションの専有部分、或いは一戸建ての建物とその敷地などが共有名義の場合、物件目録に記載された各持分を合計して「1」になれば、特に問題はありません。



ご質問・・マンションで、共用部分の持分がない場合




◎MH様のご相談

<区分所有の集合住宅の落札について>

先日、集合住宅落札しました、土地・建物2物件移転登記しましたが、対象建物以外の共有持分(集会所・ポンプ室・団地内敷地など)が前所有者のままであることが、法務局でわかりました<筆おちされていない>。

裁判所の物件明細・調査報告にはなにもこの件記載がありませんでした。

当面、賃貸を考えていますが、売却時等どんな問題が考えられるでしょうか?

<前所有者は持分の売却は拒否しています>
<裁判所に重大事項記載漏れがあつたのではないでしょうか>



◎管理人の回答です。


やはり、売却する場合は、足がおそいでしょうね。

具体的なマイナス面は、申し訳ありませんが、分りません。


裁判所の記載漏れ、というより、競売を申し立てた銀行等の債権者が、何らかの理由で、共用部分に対する抵当権等の設定をしなかったのではないでしょうか。





ご質問・・競売物件のローン残債は、買受人(落札者)が負担するのか?



◎キッズワールド様のご相談


【(ヌ)強制競売】の物件の入札を検討しています。

ブルーファイルに綴じられていた登記簿をみますと、この物件には根抵当権が設定され、3億円の借入れがありました。

仮に落札した場合、ローン残金があれば、支払わなければならない、ということにはならないでしょうか?


裁判所で、上記のことを質問しますと、そのようなことは一切ない(支払わなくてよい)と言われました。


また物件明細書には、上記に関する記述はありませんでした。


支払わなくてよいという認識でよろしいでしょうか?

ご教示いただければ幸いです。



◎管理人の回答です。

裁判所の言う通りです。

競売物件の所有者が幾ら借金をしていましても、落札者が 一円も負担する必要はありません。

支払わなくてよいという認識で結構です。

その点は安心して、検討されて下さい。


落札者が負担するものとしましては、マンションの管理費等があります。


又、売却基準価額は、物件の借金の残債額に影響される、などと勘違いされている方がおります。

売却基準価額と、その物件が負っている借金の額とは全く関係ありません。




ご質問・・競売妨害目的の入札について


◎phcsw836様のご相談(以下、原文のままです。)


買受不適人が高い金額で落札して、妨害行為は実務であるのでしょうか?

(保障金は確定できずもどれば、実害はなく、坂戸のマンションが非常に高い金額で落札された)


◎管理人の回答です。

まず、{買受不適人}の意味です。

なんとなくイメージは想像できますが、・・。


普通、落札して、売却許可決定の言渡しを受け、確定して、代金納付期限までに代金を納付しなければ、保証金は返還されません。


ご質問は、

売却不許可決定の言渡しを受けるか、

或いは、

言い渡された売却許可決定が取り消される?

そういう可能性が高い入札者が高額で落札した場合を想定しての事でしょうか。


申し訳ありませんが、ご質問の内容の実務例は分りません。


相場を無視したような高額での落札は、以下の状況があるかも知れません。

落札者は、債権者(関連)か、或いは債務者関連の場合が考えられます。

また、相場そのものに幅がありますので、入札者の価値観による場合もあるでしょう。





ご質問・・事前調査について



◎自称「初心者」の方からのご相談

>はじめまして。

競売にこれからチャレンジしようと思っている者です。

事前調査ですが、どういった事を主に聞き込んだ方がいいのでしょうか?

自殺があったかどうかなど、近所の人は教えてくれないイメージがあります。

それと、私服で聞き込むのはどう思われますか?

全くの素人ですが、どうかお時間ある時にでもコメント頂けると幸いです。



◎管理人の回答です。



事前の現地調査もいろんなやり方があると思います。

以下、私流の調査のやり方をお話させて頂きます。


100%完全な調査など、誰にもできません。

できる範囲で聞けば良い、と思っています。


刑事が警察手帳を出して聞くスタイルは想像しないでください。


私服で結構です。

また、聞く時、「上から目線」的言動・態度はしないほうが良いと思います。

あくまで下手。


正直に、聞きたい事を聞けば良いのでは・・。


入札を検討しているが、

物件内で過去に自殺なんかありましたか?

所有者は常識の分る普通人?

寝たきり老人がいたりしませんか?


私の経験では、近所の奥さんなど、結構教えてくれます。


なかには、教えてくれない方がいいます。

気にしない気にしない、

サッサとそこは切り上げます。


ご近所が留守の時は、

名前を控えておき、

夜、電話を調べて聞いたりします。


手前みそで恐縮ですが、私のHPで

http://www.keibai.co.jp/genntitouchousa/index.htm

なども参考になるかも知れません。

頑張ってください。











ご質問・・引渡命令が確定してから強制執行までの日数





◎工藤様のご相談

引渡命令の申し立てをし引渡命令の確定が成り強制執行までの日数はどのくらいのかかるものですか


◎管理人の回答です。


引渡命令が確定しましたら、買受人は、裁判所執行官室で、強制執行の申立をします。

執行官は、(やむを得ない場合を除き)申立の日から2週間以内に現場にいかなければいけません。

執行官が何時行くかは、買受人と打ち合わせで決めているようです。

その際、どのような準備をするかは、執行官に聞いて下さい。


第一回目は「催告」です。

執行官が占有者に、1ケ月後(原則)には断行するので、それまでにここから引越をしなさい、と催告をします。

その際、占有者の法的立場を説明し、退去するよう説得してくれる執行官もいます。


この催告の段階で、退去する占有者が多いようです。

なかには、粘る占有者もたまにいます。


一ヶ月後、占有者が引越していなければ、「断行」されます。

家財が搬出されて、買受人に物件が引き渡されます。


◎窪田徹郎氏の回答です。


引渡命令は申請しその決定正本か゜相手に送達されて1週間が経過し、それまでに執行抗告がなければ確定します。

確定したならば送達証明と執行文付与をもらい、今度は執行官に執行の申請します。

受理した執行官は、2週間以内に第1回の訪問(法律上の「催告」)します。

その日から、ほぼ1ヶ月後に断行となります。






ご質問・・・短期賃借権について



◎なかじょう様のご相談  

短期賃借権について教えてもらえますか?
この不動産を落札した場合には、不動産引渡し命令を使うことが出来ますか?

買受人が負担する権利

期限定めなし
上記賃借権は、抵当権設定後の賃借権です

との記載があります。

この賃借権は、平成4年に設定された。
当初の期間は平成4年10月6日から平成7年10月5日までの3年間。
短期賃借権。
その後、法定更新されてきている。
家賃は1月15万円。敷金は、500000円と記載されている。
この賃借人は、初めの1年のみ家賃を払いその後は家賃を払っていない。
所有者は、賃貸借契約の解除の意思表示をしていない。
買受人は、いつでも解約の意思表示ができると記載されています。
この場合、買受人は、解約の意思表示をして、もし相手が任意に出て行かない場合には、正式な裁判を起こす必要がありますか?

。。。。。。

◎管理人の回答です。

物件明細書の
「3 買受人が負担することとなる他人の権利」欄に記載されている占有者に対しては、
基本的には、引渡命令の相手方とはなりません。
引渡命令がでませんので、つかう事ができません。

買受人が解約の意思表示をしましても、占有者が任意に退去しなければ、裁判を起こす必要があります。

賃借人がどのような類なのか、調べられる範囲で調べては如何でしょうか。

。。。。。。

>◎窪田 徹郎氏の回答です。


平成4年ですから、旧法で進めますので、賃借権を負担しています。

従って、引渡命令の対象ではないです。

明渡は、期限を決めて(2〜3ヶ月でも可)解除します。

その後は明け渡すよう内容証明郵便で通知します。

その日が経過すれば明渡訴訟し、その債務名義で強制執行します。

なお、競売で買った場合、その競売が抵当権実行て゜、かつ、賃借権が抵当権設定後ならば、契約解除の理由が「競売で取得」が正当理由となります。







◎ご質問・・落札建物の増築部分について



◎ご相談


私は田舎物件を買ったと時に仲介業者に230万騙され、紆余曲折あり、結局その母親の住む家の競売を申立て、自分が落札しました。

その物件と隣地の家とももとはその不動産業者の名義だったのですが、以前に差押を受け任意売却で隣地の家は息子名義になった物です。

落札物件は以前不動産屋が雇っていた人の名義に変えられていたので、その人を連帯保証人にしてもらい競売申し立てにこぎつけたのです。

「落札物件は増築未登記部分が息子名義の土地にはみ出しているので、引渡し命令の申立をするなら、はみ出し部分を買い取れ、さもなくば、増築部分を取り壊すぞ」と言って来ているのですが、この主張に正当性はあるのでしょうか。



◎管理人からの回答です。

相手方の主張が正当性をもつかどうか、私には分りません。

ご購入時、三点セットはチェックされたと思います。

その資料に、裁判所の判断が記載されていませんか。

よく読まれては如何でしょうか。

明快な判断の記載がない場合でも、ヒントが記載されているかも知れません。

さらに、物件明細書を作成した書記官に意見を聞いてみてください。

その上で、弁護士に相談されるのが良いと思います。



◎窪田 徹郎氏の回答
増築部分は抵当権に及ぶ範囲になっています。

つまり、抵当権設定前であろうと、後であろうと買受人は、その部分も買っていることになります。

従って、取り壊す必要はないです。





ランキング参加中です。

人気ブログランキングへ


 ↑  ↑  ↑  ↑

ここにマウスをポン!!

押して貰うと感謝です。
最新記事
いらっしゃいませ!
ご訪問、感謝致します。


このブログは、
初めて競売物件に
興味・関心を持った方が
失敗・損をしないよう、
願いを込めながら、
真剣につくってます。

管理人の、
おせっかいと取越苦労、
そのお話を詰込みました。

競売絡みの感想,
感動したお話、
普通の日記・・等々

誰にも、もっと分りやすく、

を念頭にお話していきます。


ただし、あくまで、
管理人の経験と私見です。
ひとつの参考として、
覘いて下さい。



是非、又お越し下さい。
お待ち致しております。

ありがとうございました。

管理人 千葉 重雄



記事検索
コメント欄での広告お断り。
この欄での、

広告宣伝はお断り致します。

掲載は致しません。

悪しからずご了承下さい。
コメント、ありがとうございます。。
非公開、管理人へのメッセージ
管理人の考え方


chiba30

慎重にして慎重。
細心にして細心。

小心と言う人がいます。
若い頃はちょっと不愉快。

今は、
「小心」大いに結構。

猪突猛進は、大怪我のもと。
下手をしたら、命とり。
競売には「小心」が一番。

この頃、
自分が選んだのではなく、
神様がくれたこの性格に
心から感謝しています。

本当にありがとう!!

http://www.keibai.co.jp



管理人のこと


管理人 千葉 重雄 

トラブル嫌いです。

トラブルどんと来い、
そういう強気の業者さん、
たいてい
いつの間にか
姿を見せなくなってます。

無事故をめざしつつ、
慎重に、慎重に
約40年近く競売業務に従事。
でも、
多少のトラブルを経験しました。
残念ながら!!!

不動産コンサルテイングマスター
(5)第14994号

宅地建物取引士
(東京)第016382号

042-748-1876
e224@nifty.com


全国裁判所情報
とても嬉しいです。

このグロブが、学研の

最新人気ブログランキング200

に取り上げて頂きました。

嬉しいです。
感謝でいっぱいです。

ありがとうございます。


ご協力に感謝・感謝です。
  • ライブドアブログ